不動産の「買い取り」の２つの注意点

不動産を売却する際に、仲介ではなく、
　買い取りの場合
の注意点を知りたい。

こんなテーマに関する記事です。

不動産の買い取りの場合は、いくつかの注意点があります。

不動産を売却する時には、
　仲介による売却
の他、
　不動産会社による「買い取り」
という方法があります。

後者は、いわゆる、
　業者買取
といわれるものです。

業者買取の場合、スピーディーに売却できるというメリットがある反面、いくつかの注意点があります。

それらの内容について、わかりやすく説明しています。

「業者買取」の注意点

「業者買取」の場合の注意点としては、主に、
　・価格が安くなる
　・悪徳な業者がいる
ということがあります。

価格が安くなる

業者買取の場合は、その買い取り価格が、相場に比べて、
　かなり安くなる
ということになります。
通常は、相場価格の6～7割と言われています。

買い取り業者は、買い取った後に、
　そのままでの状態で転売する
あるいは、
　住宅の場合は、リフォームして売却する
ということをします。

その際、当然のことながら、
　利益をのせて売却する
ことになりますので、その分、
　安く仕入れる
ことが必要になってきます。

ですので、買い取り価格を低めの価格に設定しないと、利益がでないということになってしまいます。

こういた理由から、買い取り価格は、なるべく、低めの価格で設定するということになります。

悪徳な業者がいる

不動産の買い取りを行っている会社になかには、
　悪徳な業者
も存在しますので、注意が必要となります。

悪徳な業者の場合、
　・強引に契約をさせようとする
　・高額な費用や手数料を請求される
　・査定金額と、契約時の金額が異なる
　・小切手で売却代金を支払う
などの手口を行います。

いずれも、売主にとっては、大きな不利益を被る結果となってしまいます。

提案された買い取り金額が高かったとしても、会社自体に信頼性がなければ、その提示金額も、怪しいと考えたほうが良いでしょう。

現在は、昔に比べてコンプラも厳しい風潮があるので、そのような悪徳な業者が存在するのか疑問に思われる方もおられるかもしれませんが、現実として、今も存在します。
ですので、買い取りを検討する場合は、
　複数の業者を比較検討
するなかで、
　信頼できる会社を選定する
ということが大切になってきます。