会社設立時の独自ドメイン選び、3つの注意点!

会社設立時の独自ドメイン選び、3つの注意点!

2022年3月26日
クラスイエ

会社設立時の
 独自ドメイン選び
について知りたい。

こんなテーマに関する記事です。

クラスイエ

会社設立時の独自ドメイン選びについては、いくつかの注意点があります。ここでは、それらの内容についてわかりやすく説明しています。


クラスイエ

会社を設立した際に、通常、ホームページを設定します。

その際、悩むのが、
 独自ドメインをどうするか?
です。

独自ドメインを取得すれば、ホームページはもちろん、メールアドレスでも使用できます。

もっとも、独自ドメインを取得せずに、
 ホームページ  → レンタルサーバーなどの指定のドメイン
 メールアドレス → gmailなど

で対応するという選択肢もあります。

ただ、実際は、対外的な信用なども考慮して、
 独自ドメインを取得する
という場合が多いと言えます。

その際、
 ドメイン名をどうするか?
を検討することになります。

結論から言いますと、注意点としては、
 ・社名を、ドメイン名でどのように表記させるか?
 ・co.jpドメインにするか、その他のドメイン(comやjpなど)にするか?
 ・ドメインを決めた後の手続き

の3点になります。

下記に、ドメインについての説明とあわせて、それぞれの注意点について整理します。

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ドメインについての説明

クラスイエ

ドメインの表記方法

例えば、
 www.aaa.co.jp
という文字列の場合、その全体を「ドメイン名」という言い方をします。
また、ピリオドで区切られたそれぞれの文字列は、正式には、「ラベル」といいます。
co.jpの部分は、「トップレベルドメイン」という言い方をします。

使用できる文字は、
 使用できる文字は、英字(A~Z)、数字(0~9)、ハイフン( – )
です。

また、文字数は、
 ドメイン名全体で、ピリオドを含めて253文字以下、
 各ラベルは、63文字以下、

となっています。
もっとも、文字列は、なるべく短いほうが良いです。

社名の表記に関して

通常は、社名を決めてからドメインを検討します。
(もちろん、その社名でドメインが取得できるかというチェックも並行して検討してもOKです。)

ドメインのwww.aaa.co.jpの文字列の場合、
 aaaの箇所
が、社名の文字列、あるいは、社名をアレンジした文字列にあたります。

社名は、事業を営んでいく上で、
 非常に重要な要素
です。
しっかり検討して決めることになります。

ちなみに、社名を決める際には、少なくとも、
 同じ地域内に、同じ社名の会社や、類似した社名の会社がないかどうか、
 ネット上にも、同様の社名があって、紛らわしくないか、

などもチェックしておく必要があります。

社名が決まったら、ドメインの文字列をどうするかの検討になります。

【注意点1】ドメインで、社名をどのように表記させるか?

クラスイエ

上記にも記載しましたように、社名の部分は、
 英字(A~Z)、数字(0~9)、ハイフン( – )
の文字列で表記します。

その際、使いたいドメインがあっても、他で既に使用されている場合があります。
ですので、いくつかの候補をだして、検討することになります。

社名部分の文字列を検討する際の注意点としては、下記になります。

短く、わかりやすい文字列

社名部分の文字列は、
 わかりやすく(伝えやすく)
 できるだけ短い文字列

が望ましいと言えます。

その理由は、
ホームページのURLや、メールアドレスをテキスト入力する際
や、
ホームページのアドレスや、メールアドレスを相手に伝えるという場面
を想定すると、長い文字列は不適切と言えるからです。

可能な範囲で、
 できるだけ短くて、伝えやすい文字列
で候補をリストアップします。

その文字列が使用できるかのチェック

検討した文字列が、現在、使用できるかをチェックします。

下記のサイトで、
 登録可能なドメインかどうか
をチェックできます。

ここでは、ドメイン名のチェックだけ行います。

ドメインの取得自体は、後で、
 レンタルサーバー側で行う
か、
 ドメイン取得専門のサービスを使うか
を検討します。

■お名前ドットコム

GMOグループ(上場会社)のドメイン取得サービスです。
シェアNO1をうたっているだけあって、利用者数も多いサービスのひとつです。

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■ムームードメイン

GMOグループのGMOペぽパ(上場会社)が提供しているサービスです。
系列のレンタルサーバーにロリポップがありますが、もちろん、それ以外のレンタルサーバーを利用する場合でも、ドメインの取得、運用ができます。

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【注意点2】co.jp、jp、comなどをどうするか

クラスイエ

上記のドメインをチェックするサイトでは、
 co.jp、jp、comなど
ドメインごとに、使用可能かどうかをチェックすることができます。

では、会社のホームページやメールアドレスでは、どれを選べばよいのでしょうか。
結論からいうと、法人の場合は、下記のいずれかを選択するケースが多いと言えます。

 co.jp;国内の法人しか取得できないドメインですので、信頼性が高い
 jp  ;日本国内の組織、個人が取得できる
 com ;米国のドメインですが、国内でも一般的なドメイン

法人ですので、できれば、co.jpか一番良いのですが、jpの会社もあります。
comは、個人のサイトが多く、そもそも米国のドメインですが、国内でも一般的です。会社のドメインとしてcom選択するかはそれぞれの判断になります。

また、それ以外のドメインも複数ありますが、あまり一般的ではないドメインは、会社の信頼性の点からも、避けたほうが良いと言えます。

co.jpドメインについて

co.jpドメインの場合は、法人登記前に
 「仮登録」
をして、法人登記後に、
 「本登録」(登記簿の提出)
という手順になります。

これは、法人登記後に、そのドメインが他で使用されることの防ぐ為の処置になります。

その文字列をGoogleなどで検索した際の検索結果は?

検討しているドメインの文字列や社名を、Googleやbingで検索した際に、検索結果に、
 どんなサイトが表示されるのか
もチェックしておきましょう。

紛らわしいサイトや、怪しいサイトが表示されるようでしたら、念のため、その文字列や社名は避けたほうが良いと言えます。

取引先の方が、社名で検索した際に、そのようなサイトが表示された場合、勘違いされるリスクがあります。

また、有名企業が表示される際も、SEO的に、その企業より上位表示される可能性が低くなります。

【注意点3】ドメイン名が決まった後の進め方

ドメイン名が決まった後は、
 ドメインの取得
の手続きを行います。

この場合、2つの方法があります。

1.レンタルサーバーの契約と一緒にドメイン名を取得とする

通常、レンタルサーバーの管理画面から、ドメインの取得ができます。
レンタルサーバーの費用と、ドメインの費用が一本化できるので、管理上、効率的です。

また、最近のレンタルサーバーの中には、
 ドメイン取得の初期費用、更新料が無料のサービス
を提供している先もあります。
もっとも、全てのドメイン(トップレベルドメイン)が対象ではありませんが、検討しているドメインが無料になれば、コスト的にもお得です。

2.ドメイン専門のサイトで、取得する

ドメインだけ、ドメイン専門のサイトで取得する方法もあります。
もっとも、通常は、
 レンタルサーバーの会社が別サービスでドメインの取得サービス
を行っている場合が多いです。

また、レンタルサーバーによっては、co.jpドメインは扱っていないケースもありますので、事前にチェックしておきましょう。
(その場合は、ドメイン専門のサービスで取得してから、その情報をもとにレンタルサーバー側の設定を行います。)

co.jpドメインについて

co.jpドメインについては、
 法人登記前には、仮登録
をして、そのドメインをおさえておくことができます。

その際の注意点としては、
 ドメイン取得後6か月以内に法人登記の情報を提出
する必要があります。
その手続きを行って、本登録となります。

仮登録まま、取得から6か月経過てしまうと、ドメインが一時凍結の状態になってしまいますので、注意が必要です。

補足;ドメインの更新料

ドメイン費用は、初期費用および年間の更新料が発生します。
ですので、更新のタイミングで忘れずに手続きをしましょう。

通常は、メールで、事前に、更新のお知らせがきますが、念のため、管理画面で更新時期もチェックしておくと良いでしょう。

【参考】レンタルサーバー

主なレンタルサーバーの会社としては、下記になります。
各社ともプランによって料金も異なってきますが、会社設立後は、通常、アクセス数もそう多くないので、だいたい、
 月額1,000円前後
のプランで十分な場合が多いです。

また、ロリポップは、更に低料金のプランもあります。(主に、個人の方が使用されています。)

レンタルサーバーについて

レンタルサーバーを選ぶ際には、実際にたくさん利用されている先(国内シェアの高いサービス)を選定すると安心です。

国内のレンタルサーバーのシェアは、下記の状況となっています。(日本国内のWordPressサーバーシェア率(2023年1月))

(下記画像引用:マニュオン https://manuon.com/webhosting-share-ranking/)

レンタルサーバー比較

下記に、レンタルサーバーをリストアップしています。
どれも、
 無料のお試し期間
がありますので、事前に、使い勝手などを確認することができます。

■エックスサーバー
サービス歴も古く、信頼性の高いレンタルサーバーです。
スタンダードプランで、月額で1,000以下の金額となっています。
また、キャンペーン価格では、3年契約で下記の金額ですので、かなりお得です。
価格は随時変更になる可能性もあるため、下記公式HPでチェックしましょう。

【資料】エックスサーバーのサービス案内(PDF 計17ページ)

エックスサーバー

エックスサーバー

■ロリポップ
低価格がうりのレンタルサーバーです。
また、サーバーの高速化にも力をいれており、実際、かなり早いです。
こちらも、GMOグループの会社が運営しています。

ロリポップ

ロリポップ

■コノハウィング(ConohaWing)
GMOグループの会社です。
後発ですが、速度や管理画面の使いやすさに定評があります。

【ConoHa WING】

【参考】ドメイン取得の専門サービス

ドメイン取得の専門サービスとしては、下記のような先があります。

■お名前ドットコム

GMOグループ(上場会社)のドメイン取得サービスです。
シェアNO1をうたっているだけあって、利用者数も多いサービスのひとつです。

■ドメイン取るならお名前.com■

■ムームードメイン

GMOグループのGMOペぽパ(上場会社)が提供しているサービスです。
系列のレンタルサーバーにロリポップがありますが、もちろん、それ以外のレンタルサーバーを利用する場合でも、ドメインの取得、運用ができます。

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以上、会社設立時のドメインをどうするか?についての説明でした。

クラスイエ

レンタルサーバーで、ワードプレスを設定する際は、下記の
「ワードプレス設定代行サービス」
が安くて便利です。

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www.stabusi.com