サブスク賃貸について、
サービス内容や、注意点
について知りたい。
こんなテーマに関する記事です。
サブスク賃貸(住み放題サービス)について、事例を含めて説明しています。
サブスクリプション(subscription)とは、
定額料金を支払い、サービスや商品を一定期間「利用」するビジネスモデル
のことです。
一般的には、
食品やドリンク類、お酒
などは、毎月の定額料金で届けられるというものですね。
こういった、飲食系のサブスクが多いなか、
賃貸物件のサブスク
があります。
内容的には、
毎月、固定料金で、複数の宿泊できる施設が使える
という、いわゆる、
「住み放題」
と呼ばれる内容です。
状況によっては、普通に賃貸で物件を借りるより、
コストパフォーマンスが良いケース
もあります。
逆に、利用上の注意点もあります。
下記にその内容について見ていきましょう。
賃貸物件のサブスクとは、
賃貸物件のサブスクサービスを展開している会社は、まだ、限られた数になっており、また、そのサービス内容も、各社ごとに特徴があります。
主なサービスをみてみると、おおよそ、下記の特徴があります。
・個室の場合と、相部屋、ドミトリー形式の場合がある。
(ドミトリーとは、ゲストハウスにみられるような、2段ベットなどでひと部屋に複数人が寝泊りする形式のことです。)
・通常、複数の料金プランがあり、低価格のプランは、相部屋やドミトリー、高価格のプランは、個室になっている。
・個室の場合でも、水回りは共同の施設もある。
(いわゆる、シェアドアパートメントと呼ばれる形式)
・連続で泊まることができる日数に制限を設けている場合がある。
・人気に施設に予約が集中する為、順番待ちや抽選での対応になる可能性がある。
・ふつうに、賃貸物件を借りる場合と比較すると、敷金、礼金、仲介手数料などの諸経費がかからず、コスト的なメリットがある。
賃貸物件のサブスクの注意点
賃貸物件のサブスクの場合、
一般的な賃貸物件より、手続き的にも、費用的にも、気軽に利用できる
という反面、
ドミトリー形式の場合
や
個室であっても、シェアハウスのように、水回りが共用
というケースがあります。
これは、月額費用が低く設定されている分、いたしかたないところがあります。
また、
利用日数の制限
を設けている場合は、通常の賃貸物件に代わるものとはなりにくくなります。
逆に、賃貸物件との比較ではなく、
旅行者向けのゲストハウス
としてとらえれば、非常に、活用できるものとも言えます。
特に、
リモートワークが可能な仕事
や、
2拠点での生活を考えている方
の場合、有効に使えるサービスと言えます。
実際、サブスク賃貸の施設には、
ゲストハウス用の物件
も多く存在します。
主なサブスク賃貸のサービス
ADDress(アドレス)
月額4.4万円~。
約8割が個室。
連続使用日数の制限がある。
HafH(ハフ)
拠点数が多く、海外にも物件がある。
料金プランが複数ある。(日数制限がないプランもある。)
安いプランの場合は、部屋のタイプが、相部屋かドミトリーの場合が多い。
XROSS HOUSE(クロスハウス)
物件のほとんどは、東京都内。
シェアドパートメントの物件。
月額料金が、3万円~となっている(物件によって異なります)。
Hostel life(ホステルライフ)
ドミトリータイプの施設で、二段ベッドを利用した相部屋がメインとなります。
いわゆる、旅行者向けのゲストハウス仕様の施設になります。
お試しプランが、月9,000円からとなっています。
ノマドーミー
上場企業である、株式会社共立メンテナンスが運用しています。
共立メンテナンスと言えば、温泉付きのビジネスホテルの「ドーミーイン」が有名ですね。
もともとは社員寮の運営をしている会社ですので、こういった単身者向けの住宅の運営は、専門分野ですね。
しかも、朝夕の食事もついています。
すごく良心的なサービスです。
ドーミーはできたてのお食事(定食スタイル)を
https://nomadormy.com/service/meal/
月曜日から土曜日まで朝夕2食ご提供します。
~1食110円(税込)からの良心価格~
動画の案内は、こちら▼
まとめ
サブスク賃貸の物件の中には、
空き家をリフォームした物件
も見受けられます。
リゾート地や、観光地に近いエリアの場合、
空家の有効活用
という視点からも、こういった新しいサービスが、効果的と言えます。
また、ゲストハウスや地方の小さな旅館など、社会情勢で利用客が大幅に増減するようなサービスの場合、こういったしくみを活用することで、売上げにつながる機会にもなると言えます。