昔の地形を確認したい時に便利なサイト（無料）！

不動産の購入時に、念のため、
　その場所の昔の地形
を確認しておきたい。

こんなテーマに関する記事です。

住宅選びの際には、そのエリアの地形をチェックすることで、災害リスクの回避にもつながります。そのエリアの昔の地形をチェックする方法についてわかりやすく説明しています。

不動産を購入する際には、
　その地域が、もともと、どんな場所だったのか？
をチェックしておくと安心です。

例えば、その地域が、昔、
　沼地
や、
　谷間、埋立地
などの場合は、地盤が緩い可能性が高くなります。

もっとも、建築物を建てる際には、
　地盤調査
をして、状況に応じて、
　地盤改良や、杭打ちなど
の対応をします。

ただ、全体的に地盤が緩いと、大きな地震の際には、被害がでやすく
なります。

現状、整地されていると、昔の地形がわかりづらいですので、そんな時は、国土交通省の
地図、航空写真閲覧サービス
が便利です。

ネットで無料で利用できます。

ただ、航空写真自体は、全ての場所が網羅されている訳ではありませんので、検索できる場所、年月日のものでチェックして、可能な範囲で調べることにはなります。

下記に、手順について説明します。

地図、航空写真閲覧サービスについて（国土交通省）

サイトは、下記になります。

画面左側のメニューから、「住所」、「種別（空中写真）」、「年代」で検索します。

表示された地図上で、カーソルを操作して、範囲を指定します。

下記のような航空写真が表示されます。

昔、どんな場所だったかについては、
　地名
にその名残が残っている場合があります。

例えば、
　谷のつく地名　　；昔、谷間だった場所
　竜や龍のつく地名；昔、河川の氾濫がおこった場所
といった具合です。

もちろん、そうでない場合もありますが、参考にはなります。

地名と災害に関しては、下記のような書籍があります。

また、低地と呼ばれる、海抜は低いエリアも注意が必要です。
海抜は、行政のハザードマップなどの資料で確認できます。
例えば、東京都の場合、
　江東区、墨田区、葛飾区、荒川区、大田区、江戸川区
が、低地になります。

以上、昔の地形に関してでした。